別府市と大分市とを結ぶ国道10号線沿いにある、築60年以上の鉄筋コンクリートの重厚な建物。 海を背に街を臨み、通り過ぎる人や車を眺めるその姿は、時代に取り残されたように、しかし堂々と佇んでいます。

 

 

まばたきをするようなほんの一瞬 なにか煌めくものを見てもらえたなら

 

自然と街の交差する場所に佇むこの建物に その狭間の世界を覗くことができたなら

 

 

2021年現在、シャッターのある一階部分は別府市の小中学校の給食炊飯工場として使用されています。